長行(読み)じょうごう

精選版 日本国語大辞典 「長行」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ごう ヂャウガウ【長行】

〘名〙 (「じょう」「ごう」はそれぞれ「長」「行」の呉音) 経文の中の、散文で説いてある部分。偈(げ)に対していう。
法華義疏(7C前)一「就第一正問中亦有二。第一挙長行略問、第二挙五十四行偈広問」

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デジタル大辞泉 「長行」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ごう〔ヂヤウガウ〕【長行】

経典文章うち、散文で書かれた部分。→

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普及版 字通 「長行」の読み・字形・画数・意味

【長行】ちようこう

遠行

字通「長」の項目を見る

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「長行」の意味・わかりやすい解説

長行
じょうごう
gadya

仏教用語。韻文に対して散文のこと。経典,論書中の散文で書かれた部分をいう。

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