長船打(読み)おさふねうち

精選版 日本国語大辞典 「長船打」の意味・読み・例文・類語

おさふね‐うち をさふね‥【長船打】

〘名〙 備前国長船(岡山県瀬戸内市)に住んだ刀工が打ち鍛えた刀や武器
太平記(14C後)一五「三年竹を、もぎつけに押し削りて、長船打(ヲサフネウチ)の鏃(やじり)の五分鑿(のみ)程なるを、筈本迄中子を打徹(とをし)にしてねじすげ」

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