長舌(読み)チョウゼツ

デジタル大辞泉 「長舌」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐ぜつ〔チヤウ‐〕【長舌】

長い舌。
長々としゃべること。口数の多いこと。長広舌。「長舌を振るう」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「長舌」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐ぜつ チャウ‥【長舌】

〘名〙
① 長い舌。
※造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉二編「食蟻獣と名(なづ)くる者あり。〈略〉彼れ一奇妙の長舌(チャウゼツ)を有(もて)り」
② 口数が多いこと。ながながとしゃべること。また、口先でへつらいこびること。多言。多弁。長広舌。おべんちゃら
保元(1220頃か)下「婦人長舌ある、是れ禍のはじめ也」 〔詩経大雅・瞻卬〕

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普及版 字通 「長舌」の読み・字形・画数・意味

【長舌】ちよう(ちやう)ぜつ

おしゃべり。〔詩、大雅、瞻に長舌るは 維(こ)れ(わざは)ひの階なり

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