長者丸(読み)ちょうじゃがん

精選版 日本国語大辞典 「長者丸」の意味・読み・例文・類語

ちょうじゃ‐がん チャウジャグヮン【長者丸】

〘名〙 富豪となるための心得を丸薬処方箋に似せて説いたもの。
浮世草子日本永代蔵(1688)三「革足袋雪踏を常住帯(はか)るる心からは、分限にもなり給はん、長者丸(チャウシャグン)といへる妙薬の方組、伝へ申べし」

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