長稈少けつ型(読み)ちょうかんしょうけつがた

世界大百科事典(旧版)内の長稈少けつ型の言及

【草型】より

…また直立型のものであっても,側枝の伸長の程度により,縦断面でみた植物体の輪郭が円形のもの,楕円形のもの,卵形のものあるいは開張形のものなど,さまざまな分級が行われている。イネ科の作物は一般に多数の分げつが発生するため,草型は叢状を呈するが,分げつ数と草丈(くさたけ)(株をまとめ持った場合の地際から作物体最頂部までの長さ)とに着目し,短稈(たんかん)多けつ型,長稈少けつ型といった分類が一般に行われている。また1株に形成される穂の数と個々の穂の重量(穂に着生する穀粒数に比例する)との関係に着目し,穂数型,穂重型などの分類も一般で,両者の関係を草型指数として数量的に表示する試みも行われている。…

※「長稈少けつ型」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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