長渡村(読み)ながわたりむら

日本歴史地名大系 「長渡村」の解説

長渡村
ながわたりむら

[現在地名]燕市長渡

松橋まつはし村の東に位置する。慶安二年(一六四九)村上藩領になり、寛文四年(一六六四)の松平直矩知行目録(北方文化博物館蔵)に長渡新田とある。貞享元年(一六八四)郷村高辻帳は長渡村とし、二一八石二斗余。宝暦六年(一七五六)の燕組村々高反別之覚(小柳家文書)によれば本田二三八石三斗、うち田二二三石五斗(反別一七町三反)・畑一四石七斗(二町五反)、家数二八(本百姓一六・借地一二)、人数一七〇(男八〇・女九〇)、馬一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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