長淵郷(読み)ながぶちごう

日本歴史地名大系 「長淵郷」の解説

長淵郷
ながぶちごう

中世よりみえる郷名で、そま保を冠称することが多い。近世にも広域通称として用いられるとともに、長淵村の村号として継承される。応永二五年(一四一八)九月二八日の三田朝貞寄進状(宝林寺文書)に「杣保長淵郷すたかのゝ村」とあり、宝林ほうりん庵に村内の四郎次郎入道屋敷一宇、朝貞手作田一所、すなわち同庵敷地ならびに門前の田一反半が寄進されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android