長浜[市](読み)ながはま

百科事典マイペディア 「長浜[市]」の意味・わかりやすい解説

長浜[市]【ながはま】

滋賀県,琵琶湖北東岸の市。湖上の竹生(ちくぶ)島市域に含まれる。1943年市制。北陸本線,北陸自動車道が通じる中心市街は1573年豊臣秀吉の長浜城の城下町として発足。廃城後は商工港町となり,養蚕地帯を背景に浜縮緬(ちりめん)などの機業が発達。第2次大戦後は機械,合成樹脂,合板などの工業も興った。琵琶湖経由の鉄道連絡船で大津と結ばれた時代の長浜駅舎は鉄道記念物。1993年に琵琶湖がラムサール条約登録湿地となる。2006年2月東浅井郡浅井町,びわ町を,2010年1月東浅井郡虎姫町,湖北町,伊香郡高月町,木之本町,余呉町,西浅井町を編入。681.02km2。12万4131人(2010)。
→関連項目国友

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