長津王(読み)ながつおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長津王」の解説

長津王 ながつおう

?-? 奈良時代,淳仁(じゅんにん)天皇の弟三原王の王子
天平宝字(てんぴょうほうじ)8年(764)三長真人(みながのまひと)の氏姓をあたえられて臣籍におろされ丹後(京都府)に流された。藤原仲麻呂(なかまろ)の乱に連座したらしい。宝亀(ほうき)2年ゆるされて皇籍に復し,のち鍛冶正(かぬちのかみ),図書頭(ずしよのかみ)を歴任した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android