長嘯(読み)チョウショウ

デジタル大辞泉 「長嘯」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐しょう〔チヤウセウ〕【長×嘯】

[名](スル)声を長く引いて、詩歌を吟じること。

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精選版 日本国語大辞典 「長嘯」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐しょう チャウセウ【長嘯】

〘名〙
① 長くうそぶくこと。声を長くひいて詩や歌を吟ずること。
懐風藻(751)遊吉野川〈藤原万里〉「縦歌臨水智、長嘯楽山仁」 〔後漢書‐向栩伝〕
② 長く口笛を吹くこと。〔布令字弁(1868‐72)〕

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普及版 字通 「長嘯」の読み・字形・画数・意味

【長嘯】ちようしよう(ちやうせう)

長くうそぶく。〔晋書、阮籍伝〕、嘗(かつ)て門山に於て孫登にふ。~與(とも)に略せんとするも、登皆應ぜず。、因りて長嘯してく。嶺に至りて、聲の鸞鳳(らんぽう)の(ごと)きのるを聞く。~乃ち登の嘯なり。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長嘯」の解説

長嘯 ちょうしょう

木下長嘯子(きのした-ちょうしょうし)

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デジタル大辞泉プラス 「長嘯」の解説

長嘯

能村登四郎句集。1992年刊行(角川書店)。1993年、第8回詩歌文学館賞(俳句部門)受賞

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