長利(読み)ちょうり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長利」の解説

長利 ちょうり

?-? 飛鳥(あすか)時代の豪族,僧。
黒売刀自(くろめとじ)の子。上野(こうずけ)(群馬県)放光寺(定額(じょうがく)寺のひとつ)の僧。天武天皇10年(681)山ノ上碑(高崎市)をつくり,建守命(たけもりのみこと)の孫だった母の菩提をとむらう。碑には,父は新川臣(にっかわのおみ)の出身で大児臣(おおごのおみ)の一族のひとりとある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android