長信宮灯(読み)ちょうしんきゅうとう

世界大百科事典(旧版)内の長信宮灯の言及

【燭台】より

…【山田 智三郎】
[中国]
 燭台は薪に代わる油灯(初めは獣油,六朝期には植物油を使った)やろうそくの使用とともに始まり,その時期は古く戦国時代にさかのぼる。漢代の中山王劉勝夫妻の墳墓から発見された長信宮灯,朱雀灯(すざくとう),羊灯は,燭台の部分がそれぞれ宮女,鳥,羊の姿をしており,デザインが斬新で美しい。長信宮灯にはすでに明りの調節や煙の吸収等の工夫がある。…

※「長信宮灯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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