長井雲坪(読み)ながいうんぺい

精選版 日本国語大辞典 「長井雲坪」の意味・読み・例文・類語

ながい‐うんぺい【長井雲坪】

明治の文人画家。新潟県出身。名は元。通称元次郎。水墨山水画にすぐれている。天保四~明治三二年(一八三三‐九九

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デジタル大辞泉 「長井雲坪」の意味・読み・例文・類語

ながい‐うんぺい〔ながゐ‐〕【長井雲坪】

[1833~1899]江戸末期・明治の文人画家。越後の生まれ。名は元。通称、元次郎。水墨山水画にすぐれた。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長井雲坪」の解説

長井雲坪 ながい-うんぺい

1833-1899 江戸後期-明治時代の日本画家。
天保(てんぽう)4年2月2日生まれ。鉄翁祖門(てっとう-そもん),木下逸雲(いつうん)に師事し,慶応3年清(しん)(中国)にわたる。翌年帰国,各地を遍歴ののち長野戸隠山に隠棲し,晩年は善光寺付近にすんだ。清貧を旨とし,蘭をこのんでえがいた。明治32年6月29日死去。67歳。越後(えちご)(新潟県)出身。名は元。字(あざな)は仲斎。通称は元次郎。別号に桂山,瑞岩など。作品に「山猿採果」など。

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