長たらしい(読み)ナガタラシイ

デジタル大辞泉 「長たらしい」の意味・読み・例文・類語

なが‐たらし・い【長たらしい】

[形][文]ながたら・し[シク]いかにも長い。いやになるほど長い。長ったらしい。「―・いお説教」
[派生]ながたらしさ[名]
[類語]冗長冗漫長長長長しい便便蜿蜒えんえん長蛇の列

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「長たらしい」の意味・読み・例文・類語

なが‐たらし・い【長たらしい】

〘形口〙 ながたらし 〘形シク〙 (「たらしい」は接尾語) いやになるほど長い。長ったらしい。
仮名草子東海道名所記(1659‐61頃)二「ただああああとながたらしく引きずりたるばかり也」
ながたらし‐さ
〘名〙

ながっ‐たらし・い【長たらしい】

〘形口〙 「ながたらしい(長━)」の変化した語。
人情本・明烏後正夢発端(1823)中「何もながったらしい事をいはねえでも知れた事だが」

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