鐘声(読み)しょうせい

精選版 日本国語大辞典 「鐘声」の意味・読み・例文・類語

しょう‐せい【鐘声】

〘名〙 かねの鳴り響く音。かねのこえ。かねのね。
文華秀麗集(818)中・答澄公奉献詩〈嵯峨天皇〉「梵語翻経閣、鐘声聴香台
※うもれ木(1892)〈樋口一葉〉一〇「夜半の鐘声(ショウセイ)とほく引きて、残るものは片々の金光一輪の月」 〔春秋左伝‐昭公四年〕

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デジタル大辞泉 「鐘声」の意味・読み・例文・類語

しょう‐せい【鐘声】

鳴り響く鐘の音。
[類語]物音足音靴音槌音爪音

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普及版 字通 「鐘声」の読み・字形・画数・意味

【鐘声】しようせい

鐘の音。唐・張継楓橋夜泊〕詩 姑外、山寺 夜聲、客に到る

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