鎧着(読み)よろいぎ

精選版 日本国語大辞典 「鎧着」の意味・読み・例文・類語

よろい‐ぎ よろひ‥【鎧着】

〘名〙
① 初めて鎧を身につけること。
葉隠(1716頃)四「寛永二年、肥前様御鎧着の節、伊豆守〈鍋嶋安芸也〉より鑓一筋進上仕候」
主君の鎧を着て供をする役。また、その人。主君が鎧を必要とするとき、ぬいで着せる役目もつとめる。
吾妻鏡‐文治五年(1189)七月一九日「次御駕。〈御弓袋差。御旗差。御甲着等。在御馬前〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android