鎌倉順礼記(読み)かまくらじゆんれいき

日本歴史地名大系 「鎌倉順礼記」の解説

鎌倉順礼記
かまくらじゆんれいき

二巻

別称 沢庵和尚鎌倉記・鎌倉巡拝記・鎌倉遊覧記ほか 沢庵宗彭

写本 ・版本国立公文書館・静嘉堂文庫ほか

解説 江戸初期の名僧沢庵宗彭の鎌倉紀行文。宗彭は寛永一〇年金沢から鎌倉入りし、鎌倉五山など諸寺参詣江の島にも遊んでいる。江戸初期の鎌倉の様子がうかがわれ、貴重である。万治二年刊行。

活字本 改定史籍集覧一七・続群書類従三三下・続々群書類従九・「鎌倉古絵図・紀行」ほか

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android