鎌倉御所(読み)カマクラゴショ

デジタル大辞泉 「鎌倉御所」の意味・読み・例文・類語

かまくら‐ごしょ【鎌倉御所】

鎌倉幕府将軍。また、その邸宅
鎌倉公方くぼう」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「鎌倉御所」の意味・読み・例文・類語

かまくら‐ごしょ【鎌倉御所】

〘名〙
① 鎌倉幕府の将軍。また、その邸宅。
吾妻鏡‐弘長三年(1263)五月一日「将軍家自二所還御。而今日、鎌倉御所自浜部崎太白方、可御憚歟之由、雖其沙汰、猶還御云云」

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鎌倉御所」の意味・わかりやすい解説

鎌倉御所
かまくらごしょ

鎌倉公方」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の鎌倉御所の言及

【鎌倉公方】より

…足利氏の東国支配は,1333年(元弘3)12月建武政権下で足利直義が〈関東十ヵ国〉(相模,武蔵,上野,下野,上総,下総,安房,常陸,伊豆,甲斐)の支配をゆだねられ後醍醐天皇の皇子成良親王を奉じて鎌倉に入ったことにはじまる(鎌倉将軍府)。足利尊氏は,36年(延元1∥建武3)11月京都に幕府を開いたが,その嫡子義詮を鎌倉にとどめ,これを〈鎌倉御所(鎌倉公方)〉とし,そのもとに関東管領を配置して東国の政治一般にあたらせた。その政治組織を鎌倉府といい,あたかも小幕府の観をなした。…

※「鎌倉御所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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