鍋島(読み)なべしま

精選版 日本国語大辞典 「鍋島」の意味・読み・例文・類語

なべしま【鍋島】

落語・にゅう(1890)〈三遊亭円朝〉「鍋島か唐物か何にか敷いて有るだろう」

なべしま【鍋島】

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デジタル大辞泉 「鍋島」の意味・読み・例文・類語

なべしま【鍋島】

姓氏の一。
[補説]「鍋島」姓の人物
鍋島閑叟なべしまかんそう
鍋島直正なべしまなおまさ

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「鍋島」の解説

なべしま【鍋島】

佐賀日本酒。酒名は、江戸時代に佐賀藩を統治した鍋島家にちなんだもので、商標使用に際しては財団法人鍋島報效会を通じて鍋島家の了承を得た。平成10年(1998)に誕生した新しい銘柄。大吟醸酒純米大吟醸酒純米吟醸酒特別純米酒、純米酒、特別本醸造酒など。平成16~22年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は山田錦、愛山、佐賀の華、雄町雄山錦など。仕込み水は多良(たら)岳山系の地下水。蔵元の「富久千代酒造」は大正末期創業。所在地は鹿島市浜町。

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デジタル大辞泉プラス 「鍋島」の解説

鍋島〔島根県〕

島根県出雲市、牛の首にある無人島。2009年に政府の総合海洋政策本部が策定した「海洋管理のための離島保全・管理のあり方に関する基本方針」に基づき、名称付与された離島のひとつ

鍋島〔香川県〕

香川県坂出市、与島の南東に位置する花崗岩の無人島。英国人技師、リチャード・ヘンリー・ブラントンの設計による灯台(明治5年に設置)がある。

鍋島〔日本酒〕

佐賀県、富久千代酒造有限会社の製造する日本酒。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。

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