錦鯉(読み)ニシキゴイ

デジタル大辞泉 「錦鯉」の意味・読み・例文・類語

にしき‐ごい〔‐ごひ〕【錦×鯉】

コイの色変わり種をもと日本で改良された品種色彩斑紋はきわめて多様。色鯉花鯉。変わり鯉。 夏》
[類語]真鯉緋鯉ドイツ鯉似鯉

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精選版 日本国語大辞典 「錦鯉」の意味・読み・例文・類語

にしき‐ごい ‥ごひ【錦鯉】

〘名〙 コイ目コイ科の一種コイの品種。マゴイの突然変異したものを飼育改良したもので、文化文政年間(一八〇四‐三〇)に新潟県下で作られた。美しい色彩や斑紋を有し、交配により種々の色調を持つ。色鯉、花鯉などとも呼ばれる。

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事典 日本の地域ブランド・名産品 「錦鯉」の解説

錦鯉[その他(工芸以外)]
にしきごい

北陸甲信越地方、新潟県の地域ブランド
主に小千谷市で生産されている。錦鯉が初めて出現したのは、江戸時代中頃という。現在の新潟県中央部で食用として飼われていた真鯉に、突然変異で色のついた変種を発見し、観賞魚として養殖され始めたという。大正時代から昭和初期にかけて、現在の主要3種が作出されて全国へと広がった。

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デジタル大辞泉プラス 「錦鯉」の解説

錦鯉

土田英生による戯曲初演は劇団MONO(2000年)。2001年、第45回岸田国士戯曲賞の候補作品となる。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「錦鯉」の解説

錦鯉 (ニシキゴイ)

動物。観賞用にされるコイの総称

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