デジタル大辞泉
「錦袋円」の意味・読み・例文・類語
きんたい‐えん〔‐ヱン〕【錦袋円】
江戸時代の宝永年間(1704~1711)に、江戸下谷の勧学屋が売り出した丸薬。痛み止め・気付け・毒消しなどに用いられた。
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きんたいえん キンタイヱン【錦袋円】
江戸時代、江戸下谷(東京都台東区)
池之端の勧学屋
(かんがくや)で売り出した丸薬の名。痛み止め、気つけ、毒消しなどにききめがあった。
包紙に観音像がはいっており、江戸名物の
一つとされた。
※
浮世草子・好色盛衰記(1688)二「やれ池の端のきんたいゑんといふまに
死去のよし申来り」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報