鋸商ひ(読み)ノコギリアキナイ

デジタル大辞泉 「鋸商ひ」の意味・読み・例文・類語

のこぎり‐あきない〔‐あきなひ〕【×鋸商ひ】

《鋸が、押すと引くとの両方で切るところから》どっちに転んでも利益を得るように商売すること。駆け引きをたくみにして利益を得ること。また、その商人
「さす手引く手に油断なく、―にして」〈浮・永代蔵・四〉

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