銭乙(読み)せんいつ

世界大百科事典(旧版)内の銭乙の言及

【中国医学】より

…《和剤局方》の薬品はのちに売薬に移行することになり,その意味でも重要である。この時代には銭乙(1035‐1117,小児科)や陳自明(婦人科)といった医者が出現して,臨床医学の分科がはっきりしてきた。これは治療法の進歩にともなってひとりで全科を担当することが困難になってきたことによるものである。…

※「銭乙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」