銜勒(読み)かんろく

精選版 日本国語大辞典 「銜勒」の意味・読み・例文・類語

かん‐ろく【銜勒】

〘名〙 (「がんろく」とも) 轡(くつわ)馬銜(くつばみ)。転じて、民を直接に支配する法律官職など。
菅家文草(900頃)二・臨別送鞍具総州春別駕「御民銜勒本君功、顧眄将矍鑠翁」 〔孔子家語‐執轡〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「銜勒」の読み・字形・画数・意味

【銜勒】がんろく

くつわ。〔大戴礼盛徳〕古は法を以て銜勒と爲し、官を以て轡と爲し、刑を以て筴(さく)と爲し、人を以て手と爲す。~善く馬をするは、銜勒を正し轡筴を齊(ととの)ふ。

字通「銜」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android