銅魚符(読み)どうぎょふ

世界大百科事典(旧版)内の銅魚符の言及

【割符】より

…割符の制度は漢以後,近代まで続く。唐代では銅虎符にかわり鯉をかたどった(唐王室の李姓と同音による)〈銅魚符〉が使用され,門下省に符節担当官〈符宝郎〉が置かれた。以後,宋・明と割符の使用は,基本的には漢とあまり変わらないが,明には別に外国貿易にあたって諸外国に分かち与えた割符〈勘合符〉がある。…

※「銅魚符」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」