銀河英雄伝説(読み)ギンガエイユウデンセツ

デジタル大辞泉 「銀河英雄伝説」の意味・読み・例文・類語

ぎんがえいゆうでんせつ【銀河英雄伝説】

田中芳樹の長編SF小説。ラインハルトフォン=ローエングラム率いる銀河帝国軍と、ヤン=ウェンリーの自由惑星同盟との戦いを描いたスペースオペラ。昭和57年(1982)から昭和62年(1987)にかけて全10冊を刊行。昭和63年(1988)、第19回星雲賞受賞。

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デジタル大辞泉プラス 「銀河英雄伝説」の解説

銀河英雄伝説

日本のアニメシリーズ。田中芳樹による同名のSF小説シリーズを原作とする。制作:キティフィルム、ケイファクトリーほか。1988年2月公開の劇場版アニメ「わが征くは星の大海」を皮切りに、同年12月からOVAリリースを開始。1997年の本編完結までに全4期、110話を製作。翌年からリリース開始した外伝シリーズは、2期52話を製作して2000年に完結。この間に、長編OVA「黄金の翼」(1992年)、劇場版アニメ「新たなる戦いの序曲」(1993年)も公開されている。2017年にはプロダクションI.G制作による新アニメプロジェクトが始動

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知恵蔵mini 「銀河英雄伝説」の解説

銀河英雄伝説

田中芳樹によるSF小説。略称は「銀英伝」。未来の銀河系舞台に、銀河帝国と自由惑星同盟という2大勢力の闘争を描く。本編10作品と外伝9作品がある。1982年に徳間書店のトクマ・ノベルズより刊行され、以後、同社より複数の版で発行。2007年に版元を東京創元社に移し、新装版が刊行された。本作を原作とするアニメ、マンガ、コンピューターゲームなど関連作品も多数あり、17年にはプロダクションI.G制作による新たなアニメプロジェクトの展開が予定されている。

(2015-8-17)

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