鉈豆(読み)ナタマメ

デジタル大辞泉 「鉈豆」の意味・読み・例文・類語

なた‐まめ【×鉈豆/刀豆】

マメ科蔓性つるせいの一年草。葉は長楕円形の3枚の小葉からなる複葉。夏、淡紅紫色か白色の花を穂状につけ、やや垂れる。豆果は長さ約30センチに達し、弓形に曲がる。熱帯アジアの原産で、江戸時代に渡来。若いさや福神漬などにする。たちはき。 秋》「―や垣もゆかりのむらさき野/蕪村
鉈豆ギセル」の略。
[類語]大豆小豆ささげそら豆落花生レンズ豆ひよこ豆隠元豆莢隠元豌豆莢豌豆グリンピース黒豆

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「鉈豆」の解説

鉈豆 (ナタマメ)

学名Canavalia gladiata
植物。マメ科のつる性一年草,園芸植物,薬用植物

鉈豆 (ナタマメ)

植物。隠元豆の別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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