鉄鎖（読み）テッサ

デジタル大辞泉

てっ‐さ【鉄鎖】

鉄製のくさり。転じて、きびしい束縛。「鉄鎖につながれた囚人」

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

かな‐つがり【鉄鎖】

〘名〙 (「つがり」は、くさりの意。「かなづかり」とも) 鉄製の鎖。

※書紀（720）継体二四年九月（前田本訓）「百済、則ち奴須久利を投(かす)ゐて、杻(あしかし)械(てかし)枷(くびかし)鏁(カナツカリ)して、新羅と共に城を囲む」

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【鉄鎖】てつさ

鉄のくさり。〔漢書、王伝下〕民、鑄錢を犯すときは、伍人相坐し、沒入して官奴婢と爲す。～鐵を以て其の頸(くび)を琅當(らうたう)し（縛る）、傳（車）して鍾官（鋳銭の官）に詣(いた)るもの、十を以て數ふ。到るは其の夫を易(か)ふ。

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出典　平凡社「普及版 字通」