精選版 日本国語大辞典 「鉄梃」の意味・読み・例文・類語 かな‐てこ【鉄梃】 〘名〙① 鉄製のてこ。かなてこぼう。※浄瑠璃・平家女護島(1719)一「大槌大杵かな手こなんどごうごうくはんくはん百千の鉦釣鐘」② 「かなてこつんぼ(鉄梃聾)」の略。※松翁道話(1814‐46)一「能うおっしゃって下さったと口にはいへど、耳へは這入らぬ金てこ」 てっ‐てい【鉄梃】 〘名〙 =てっちん(鉄砧)〔工学字彙(1886)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報