鈴木悦(読み)すずきえつ

世界大百科事典(旧版)内の鈴木悦の言及

【田村俊子】より

…花形女流作家として《女作者》《木乃伊(みいら)の口紅》《炮烙(ほうらく)の刑》などのデカダン風の諸作品が注目された。やがて松魚と別れ,鈴木悦と恋愛,18年悦のあとを追ってカナダに渡った。36年帰国,一時文壇にも復帰したが諸事情のため中国に渡り,大戦下の上海で客死した。…

※「鈴木悦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」