鈔引(読み)しよういん

普及版 字通 「鈔引」の読み・字形・画数・意味

【鈔引】しよういん

紙幣

字通「鈔」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鈔引の言及

【鈔法】より

…この専売方式を鈔法という。その特徴は鈔引の発売と財政に必要な物資,特に糧草(兵食馬料)の調達とを連結し,専売品の販売を望む商人を誘導して,必要な物資を必要な場所に入中(にゆうちゆう)(入納)させ,その代価の償還に鈔引を用い,政府機関の手で現物を消費地に運送して人民を役使するのを避けた点にある。宋朝は地方藩鎮の兵権を奪い,京師開封府に兵力を集中して強大な禁軍をおき,また契丹西夏に接する河北,河東,陝西の要地に大量の禁軍を配置していた。…

※「鈔引」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android