釣初(読み)つりそめ

精選版 日本国語大辞典 「釣初」の意味・読み・例文・類語

つり‐そめ【釣初】

〘名〙
蚊帳(かや)をその年の夏はじめてつること。〔俳諧・誹諧初学抄(1641)〕
② その年はじめての釣りをすること。
※俳諧・新続犬筑波集(1660)一「つりそめに寿命もながき糸たれて うらしまが子の名の太郎づき〈正信〉」

つり‐そ・む【釣初】

〘他マ下二〙 蚊帳(かや)をその年の夏はじめてつる。
※俳諧・前後園(1689)夏「釣そめて蚊屋面白き月夜哉〈言水〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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