金錯刀(読み)きんさくとう

世界大百科事典(旧版)内の金錯刀の言及

【白描画】より

…これらの白描画は筆の機能を生かすという点で,書法と深く結びつく。南唐の最後の王李煜(りいく)のように,その書法〈金錯刀〉をその墨竹(鉄鉤鎖)に応用する例もあり,この白描的な墨竹の存在は道釈人物画中心であった白描画に新しい展開があったことを示している。呉道玄以後の白描画の大家は北宋末の文人李公麟である。…

※「金錯刀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」