金銀幣(読み)きんぎんへい

精選版 日本国語大辞典 「金銀幣」の意味・読み・例文・類語

きんぎん‐へい【金銀幣】

〘名〙 金・銀を八寸(約二四センチメートル)四方に打ち延ばし、黒漆の柄にはさみ、箱に入れて神に奉納するもの。のちにはめっき、あるいは、金銀箔を押した紙を四手(しで)に切って用いるようになった。
※康平記(1058‐62)康平五年五月二日「次捧金銀幣拝給」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android