精選版 日本国語大辞典 「金剛右京」の意味・読み・例文・類語
こんごう‐うきょう【金剛右京】
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能のシテ方、金剛流23世宗家。初名鈴之助。実名氏慧(うじやす)。右京は金剛宗家の通り名で、4人がすでに名のっている。金剛泰一郎の長男として東京に生まれ、16歳で宗家を継ぐ。辛苦の果てに鮮烈独自の芸風を完成。流儀の主張である早技(はやわざ)に秀でた。遺言により、彼の死をもって、鎌倉時代からの坂戸金剛の芸系は断絶となる。現金剛宗家は、京都の野村家が金剛姓となり、右京没後に他の四流宗家の推薦で新たに流儀をたてたもの。旧金剛座の由緒ある能面は、三井八郎右衛門(はちろうえもん)家の蔵(現三井文庫)となっている。
[増田正造]
『金剛右京談、三宅襄聞書『能楽芸話』(1971・檜書店)』
(石井倫子)
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