金切（読み）かなぎる

精選版 日本国語大辞典

かな‐ぎ・る【金切】

〘自ラ四〙

① かねのこぎりなどで、金属を切る。

② 金属を切る時のように鋭くかん高い音を出す。金切り声を出す。

※俳諧・崑山集（1651）九秋「鈴虫のこゑはかなきるてうし哉〈貞冝〉」

かね‐きり【金切】

〘名〙 金属を切るための道具。〔日葡辞書（1603‐04）〕

きん‐きり【金切】

〘名〙 「きょせい（去勢）」をいう俗語。

出典　精選版 日本国語大辞典