精選版 日本国語大辞典 「野鉄砲」の意味・読み・例文・類語
の‐でっぽう ‥デッパウ【野鉄砲】
〘名〙
※俳諧・やつこはいかい(1667)「のでっぽうの目あてもなく、ぬるっこき犬の石礫をひつかむに似申たごとく」
② (形動) 転じて、出まかせの言動。また、そのさま。
※浮世草子・宗祇諸国物語(1685)序「今はむかしの物がたり乃〈略〉野鉄炮(ノデッバウ)の高咄(たかはなし)」
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