野装束(読み)のしょうぞく

精選版 日本国語大辞典 「野装束」の意味・読み・例文・類語

の‐しょうぞく ‥シャウゾク【野装束】

〘名〙 武士旅行などに用いた、野袴にぶっさき羽織服装野服
人情本・明烏後正夢(1821‐24)三「荒川淵右衛門、二見重左衛門、野装束(ノシャウゾク)にて入来り、時次郎のがすな召捕と」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android