野火止(読み)のびどめ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「野火止」の意味・わかりやすい解説

野火止
のびどめ

埼玉県南部,新座市地区。承応2 (1653) 年川越城主松平信綱新田集落を計画し,川越街道に沿い短冊形に地割りし,領民 55戸を入植させた。入植2年後,野火止用水を開削して,飲料水灌漑用水玉川上水から取水した。現在でも街道沿いにケヤキ並木がみられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android