野呂 邦暢(読み)ノロ クニノブ

20世紀日本人名事典 「野呂 邦暢」の解説

野呂 邦暢
ノロ クニノブ

昭和期の小説家



生年
昭和12(1937)年9月20日

没年
昭和55(1980)年5月7日

出生地
長崎県長崎市岩川町

本名
納所 邦暢(ノウショ クニノブ)

学歴〔年〕
諫早高〔昭和31年〕卒

主な受賞名〔年〕
文学界新人賞佳作〔昭和40年〕「ある男の故郷」,芥川賞(第70回)〔昭和49年〕「草のつるぎ」

経歴
高校卒業後上京、職業を転々とし、昭和32年佐世保市の陸上自衛隊相浦第8教育隊に入隊。40年「ある男の故郷」が文学界新人賞佳作に入選翌年「壁の絵」が芥川賞候補になったのをはじめ、何度か候補にあがり、49年に自衛隊体験をもとに書きあげた「草のつるぎ」で芥川賞受賞。ほかの代表作に「諫早菖蒲日記」「落城記」「丘の火」や長谷川修との「往復書簡集」。命日には菖蒲忌が営まれている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「野呂 邦暢」の解説

野呂 邦暢 (のろ くにのぶ)

生年月日:1937年9月20日
昭和時代の小説家
1980年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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