里の子(読み)さとのこ

精選版 日本国語大辞典 「里の子」の意味・読み・例文・類語

さと【里】 の 子(こ)

村里に住んでいる子。
壬二集(1237‐45)「淀河の入江の岸の柳かげつなげるふねに涼むさとのこ」
遊里の子。
※雑俳・川柳評万句合‐宝暦一〇(1760)満二「里の子は八才にして色気付き」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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