釈迦ケ岳(読み)しゃかがだけ

精選版 日本国語大辞典 「釈迦ケ岳」の意味・読み・例文・類語

しゃか‐が‐だけ【釈迦ケ岳】

[一] (「しゃかのだけ」とも) 奈良県南部、大峰山脈の一峰。頂上釈迦如来像普賢文殊の菩薩像(もと木像)があり、古くから信仰による登山者が多い。大峰七十五靡の第四十番行場。吉野熊野国立公園の一部。標高一八〇〇メートル。
[二] 福岡県中東部にある火山耶馬日田英彦山国定公園の一部。標高八四四メートル。
[三] 福岡県南東部、大分県との県境にある火山。山頂ツクシシャクナゲの大群落がある。標高一二三一メートル。
[四] 江戸時代、明和安永の頃に大関を勤めた力士。釈迦嶽雲右衛門。出雲の出で、身長七尺余の長身力士として著名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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