酸漿市・鬼灯市（読み）ほおずきいち

精選版 日本国語大辞典

ほおずき‐いち ほほづき‥【酸漿市・鬼灯市】

〘名〙 七月九日・一〇日の二日間にわたって、東京浅草寺境内に立つほおずきを売る市。四万六千日の縁日に当たり、ほおずきが厄除けになるとされてにぎわう。《季・夏》

※寝顔（1933）〈川端康成〉「酸漿市(ホホヅキイチ)の四万六千日の夜」

出典　精選版 日本国語大辞典