酔心地(読み)よいごこち

精選版 日本国語大辞典 「酔心地」の意味・読み・例文・類語

よい‐ごこち よひ‥【酔心地】

〘名〙 酒に酔った時の快い気分。また一般に、うっとりとしたよい心持。よいごころ。えいごこち。
泥人形(1911)〈正宗白鳥〉三「今宵一夜でも快い酔心地になれる処はないだらうかと考へた」

えい‐ごこち ゑひ‥【酔心地】

〘名〙 酒に酔った時の気持。えいごころ。よいごこち。
源氏(1001‐14頃)花宴「源氏の君ゑひ心ちに見過しがたくおぼえ給ひければ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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