酔後(読み)すいご

精選版 日本国語大辞典 「酔後」の意味・読み・例文・類語

すい‐ご【酔後】

〘名〙 酒に酔ったのち。酔っぱらったあと。酔余
菅家文草(900頃)四・備州刺史便過旅館告別「今日不須添別酒、為酔後定霑一レ巾」
※当世文学の潮摸様(1890)〈北村透谷〉「酔後(スヰゴ)興に乗ずるの筆と見ば可ならむ」 〔高適‐酔後贈張九旭詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「酔後」の読み・字形・画数・意味

【酔後】すいご

酔ったのち。唐・李白〔侍郎叔に陪して洞庭に遊ぶ、酔後三首、一〕詩 今日、竹林の宴 我が家の賢侍 三杯小阮(姪)を容れ 後、狂を發す

字通「酔」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android