飲み物がわかる辞典 「酒造好適米」の解説 しゅぞうこうてきまい【酒造好適米】 日本酒づくりに適した性質を持つ酒造用品種の米。食用の米に比べ、アルコールの生成に必要なでん粉質の割合が高く、雑味を生じさせるたんぱく質の割合が低い。また粒が大ぶりで高度な精米にも耐え、中心部に白く不透明な部分があるが、これは組織が疎(まば)らな部分で、発酵を行いやすい。「山田錦」「五百万石」「美山錦」などの品種が知られる。 出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報