酒石(読み)しゅせき

精選版 日本国語大辞典 「酒石」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐せき【酒石】

〘名〙 ぶどう酒醸造で、発酵が進みエタノールの量が増大したときに沈殿してくる固形物。無色柱状結晶酒石酸水素カリウム主成分。〔蘭学逕(1810)〕

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デジタル大辞泉 「酒石」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐せき【酒石】

ぶどう酒製造の際、発酵が進むと容器内に生成する沈殿物。主成分は酒石酸水素カリウム。酒石酸の製造原料。

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栄養・生化学辞典 「酒石」の解説

酒石

 クリームターターで,ワインを製造する際,生成する結晶であることから命名されている.

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