酒樽用材(読み)さかだるようざい

世界大百科事典(旧版)内の酒樽用材の言及

【吉野杉】より

…遠隔地からの海上輸送材とは比較にならない低運賃で吉野材が商品化されたことは,杉を主材とする吉野林業の発展に寄与するところ多大であった。市場向け杉材では畿内酒造地への樽丸(酒樽用材)がとくに多く,少なくとも明治時代までの樽丸は吉野杉に限られるほどの声価を保持した。【所 三男】。…

※「酒樽用材」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」