酒戦(読み)しゅせん

精選版 日本国語大辞典 「酒戦」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐せん【酒戦】

〘名〙 酒の飲みくらべ。酒合戦。
随筆・近世奇跡考(1804)五「酒戦(シュセン) 慶安の頃、大におこなはる」 〔茅亭客語‐巻一〇〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「酒戦」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐せん【酒戦】

酒の飲みくらべをすること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の酒戦の言及

【大酒大食会】より

…飲酒食事の量を競う飲みくらべ,食べくらべの催し。飲みくらべは闘飲,酒戦と呼び,食べくらべは闘食ともいう。いずれも平穏無事な社会の産物というべき遊びであるが,歴史的に最も古く,かつ著名なのは,911年(延喜11)6月15日,宇多法皇が催した亭子(ていじ)院での闘飲で,その日の様子を記録した紀長谷雄(きのはせお)の〈亭子院賜飲記〉が《本朝文粋(ほんちようもんずい)》に収められている。…

※「酒戦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android