酒家運上(読み)さかやうんじょう

精選版 日本国語大辞典 「酒家運上」の意味・読み・例文・類語

さかや‐うんじょう ‥ウンジャウ【酒家運上】

〘名〙 江戸時代、元祿一〇年(一六九七)に設けられた、酒造業者に課せられる運上(税)のこと。天領では宝永六年(一七〇九)に廃されたが、私領では酒役銀、酒荷口金、冥加金などの名目でその後も存続したところが多い。〔地方凡例録(1794)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android